心にもありたる小窓初明り

 「俳句朝日」に四年間にわたって連載したものを一冊に。「句と文と見開きの二頁で一ヶ月分、俳句と文章はお互いに自由である。」とは著者のことば。作品と文章との響きあいを楽しむ一書である。

 『俳句朝日』の毎号巻頭に、俳句七句と季節のエッセイ三百字を寄稿することになって、いつの間にか四年が過ぎた。連載の仕事は初めのうちは、肩が凝るものだが、馴染んで来るといそいそと楽しいもの。句と文と見開きの二頁で一ヶ月分、俳句と文章はお互いに自由である。同誌の休刊で締め括りが中途半端に終わっているが、それもまた一興かと思っている。(あとがき)

装丁・君嶋真理子
A6判フランス装
114頁 2007.11.23刊行